なぜ検索力(ググり力)が必要なのか
誰かに質問するという事は、その人の時間を使うんですよね。ましてや、質問のレベルが低いとなれば聞かれた側はそのくらい自分で調べなよって思っちゃいます。
Googleの情報が洗練されてきている今、まずはググって、知らない事を知る手段としては第一順ではないでしょうか。
全ての答えが検索出来る訳では無いですが、大抵のことはググれば分かる時代なんです。
とはいえ、リアルで聞くって事はコミュニケーションを取る上でとても良い行動ですのでしっかり使い分けてる事が大事です。
会社では聞くのが一番
会社勤めであれば先輩、上司がいるはずですので、まずは知らない事は聞くのが一番!
会社には会社のやり方、ルールがありますので知らない事をググっていては逆にスピードが遅くなります。(ググっても当てはまらない場合が多いです)
「なんでも聞いて!」
新社会人の方々は会社に入って先輩や上司からまず言われる言葉です。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いうことわざもあるように聞かない事は一番よくありません。
僕自身も何も分からず入った会社で新人の頃はなんでも聞いたものです。むしろ新人、素人、若いという時期であれば知らない事を恥じる事なくなんでも聞くべきです。
若さ故に許される特権なんですから。
これは実体験から言える事ですが、同じ業界で何年もいると歳を取るにつれて知らない事について聞く事にためらいを持つ人がいます。聞く側も業界人なんだから知ってて当然だろって雰囲気出してるパターンもあるんですが、とはいえ聞かないまま会社に損失を与えるパターンが一番最悪です。
ですが、次のような事を聞くのはNGですよ。
なんでもかんでも聞くのは間違い
なんでもかんでも分からないからといっていきなり聞くのは相手にも自分にも良くありません。
聞くという行為は相手の時間を使う事なんです。
まず、聞く前の条件として調べれば分かる事、調べれば分かる言葉なんかはググって下さい。大抵の事は分かるはずです。
その上で会社とのズレがないか確認する為に「聞いて」下さい。
一旦自分で調べ解釈する事で、聞いた時の理解がかなり深まります。
単語すら理解できない状況だったら、単語単語に意識がいってしまい、話の内容が全く入って来ないです。
ですから、事前にググるって事は重要なんですよ。
独学には検索力が必要な理由
例えば、会社員になってから新しい事を学びたいと思った時、直ぐにその手の学校に行こう!とはならないですよね。時間的金銭的になかなか難しいです。となると、無条件で「独学」になります。
僕も、会社員になってからは独学でCADスキルを身に付け設計まで出来るようになりました。
ひとりで試行錯誤するわけですから、頼りは本かWebサイト。
問題、疑問に対して最速で回答を見つけるには検索力が必要なわけです。要は、上手にググるって事。
まぁ、でもGoogleは賢いのでキーワード以外の長々とした文章でも検索してくれますが。。
ググり方のコツ
キーワード、スペース、キーワードで検索するのがいつものパターンだと思うんですけどもうちょっと詳細に検索すると方法を教えますね。
最新の情報を表示
通常の検索結果ではSEOで上位表示される順でサイトが表示されます。古いも新しいもの関係なくSEO順です。
信頼出来る情報が上位表示されるので良い事ではあるのですが、ブログ情報などは古いページも関係なくSEO順なんです。新しい記事を見たいと思って日付を見ながらページをクリックしてませんか?
そんな時、検索画面の「ツール」を押し、「期間指定なし」をドロップダウンすると目当ての期間内での順番で検索出来るんですよ。
バージョンアップや毎年発売されるものを調べる時は最新情報が欲しいですよね。試してみて下さい。
ピンポイントで検索
“ ”ダブルクォーテーションを使う。
例えば、「英会話スクール」で検索すると、「英会話」と「スクール」の検索結果が表示されます。ヒット数は47,900,000件。
“英会話スクール”で検索するとひとまとまりの単語として認識しますのでヒット数は5,960,000件に絞られました。検索精度が上がってます。
いらない単語は引き算
例えば、“英会話スクール”から「子供」というキーワードを除きたい時。「-子供」(マイナス子供)と入れると省いてくれます。引き算するだけです。検索数は5,320,000件になりました。
更に絞り込むAorB
特定のキーワードで絞り込む事も出来ます。例えば、上記の引き続きですが、「ビジネスorネイティブ」と入れると検索結果は300件まで絞られます。
単独サイト内を検索したい場合は「site:検索したいサイト」
例えばyoutube内の「英会話」を検索したい場合は「英会話 site:youtube.com」
するとyoutubeだけの動画が検索されます。
コレは、自分のブログページなんかを検索する時にも使えますね。site:jinseikakeru.comで全ページ検索画面に表示出来ます。
こんな感じで少しだけググり方を工夫する事で欲しい情報を素早くキャッチ出来ます。
ですが絞り込み過ぎるとキーワードと繋がってる知らない情報を取りこぼす場合があるので上手に使い分けることが大切です。
まとめますと
聞かない事が美徳ではないんです。聞くのは大事な事ですが、相手に聞くということは相手の時間を使うという事を知っておすべきなんです。バカのふりして聞くのも時には大事ですが、まずは自分で調べて(ググって)それでも分からなかったら聞きましょうって事。
先輩、上司にそのくらいググれよって言われる前にググりましょう。